今日の一言 その190「バランス」
こんにちわ!!
本日もお越し頂きまして、ありがとうございます!
一言シリーズですが
浮かんだ言葉を、ちょこっと書いてみます
「
バランス・・・この取り方が難しい
例えば 教育において、
厳しい方が正しいのか、
優しい方が正しいのか
これ自体、考える方が無意味です。
厳しさだけでは挫折してしまいますし、
優しさだけでは堕落してしまいます。
利己主義が正しいのか、
利他主義が正しいのか。
自分のことだけを考えてやっていても、上手くいきません。
お金も物もチャンスも、他人がもたらしてくれるものです。
しかし、
他人のことだけを考えてやっていも、上手くいきません。
マザーテレサやガンディーのような偉人ではない限り、
自己犠牲は本人が苦しくなり、続かないからです。
この世は答えが多過ぎて、
それが論理的な矛盾に満ちている中、
物心両面でのバランス取り方が難しいのです。
矛盾の中で、どのようにバランスを取っていけばいいのか?
一つの方法ですが、自分がどちら寄りの人間なのかを知って、それの対極の自分を頑張って行う。
厳しさと優しさの例で言うならば、
自分は人に厳しく言ってしまう方の人間ならば
「100%、優しい自分であろう」と、
繰り返し・繰り返し、自分に言い聞かせる。
一生懸命にやっているとついつい本性の厳しい自分が出てしまう。
それでも「100%、優しい自分であろう」と言い聞かせている
少しは、厳しい自分を抑えることができる。
「100%優しい自分」を行っているつもりになっても、
厳しい自分というのが、
表情や言動からにじみ出るので、
結果、バランスが取れる。
利己主義と利他主義で言うならば、
自分は利己主義だと認識しているならば、
「100%、人に親切にすることに心を配ろう」
繰り返し・繰り返し、自分に言い聞かしていく。
どうしても利己主義が出てしまいますが、
それでも繰り返し自分に言い聞かせている分、少しは、抑えることが出来る。
100%、人に親切にあろうと利他主義を行っているつもりでも、自分というものをしっかりと持って、それを主張できるのであれば、決して自己犠牲にはなり過ぎずに、苦しくならない。
自分の本性と感じている対極の自分を一生懸命に行ってみる
身体と心は繋がっています。
突然、心を綺麗さっぱり入れ替えることなんか出来ません。
やはり、自分だからこその「らしさ」があり、「強み」があり、「魅力」がある。
ただ、「過ぎたるは及ばざるがごとし」ですから、
バランスを取る必要もある。
本当の自分の対極を行ってみる。
それが身体でサマになってきたら、
自然と心もそれに合わせるようになって来てくれます。
弱いからこそ強い自分を頑張って行ってみる
優しい自分だからこそ、いざという時は、言うべきことを言う。
利己主義だからこそ、目の前の人に親切にすることに心を配る。
人は、その両面を持っているからこそ人、
その矛盾と、無限のグラデーションの中で、
その瞬間を生きていく。
どちらが正しいのかではなく、どちらも正しい。
全ての物事に、
白黒つけようとするのは無理があります。
実際に出来ているかどうかよりも、そう在ろうと心を向けることが出来たかどうか。
バランスを取り続けようとする過程の中で、
少しずつ心が磨かれ、内面の豊かさが外界の豊かさへと繋がっていく。
それが目指すべき理想の峰に向かって、一歩ずつ登っていく事に繋がります
」
今日も素晴らしい1日を!
ではまた♪